こんにちは、キャリアコンサルタント津田典果です。

さて、問題です。
あなたは今転職しようと、求人情報を見ています。
数ある求人の中から2つに絞りました。

⓵未経験だけどやってみたいと思っていたこと、
⓶これまでの仕事に近く、できそうなイメージが湧くもの、

他の条件はすべて同じだとして、あなたはどちらを選びますか?

「やりたい」を選んだ場合

ちなみに私は迷わず⓵を選びます。

なぜなら、やりたい!とこころが動くことは、勝手に体が動き、結果できるようになるからです。できるようになってしまえば、⓶よりやりたい気持ちが強い分、さらに成果が期待できるし、自分の仕事の幅も広げることができますよね。

これは、【こころの動きに素直になる】という状態です。
非常に気持ちに正直に動いているので、ストレスもなくやりたいことにスッと向かっていける状態をつくることができます。

「できる」を選んだ場合

一方できること、とはこころができると判断したのではなくて「頭」で「できる」と判断した状態です。できると判断した裏側には、例えば、「簡単にできるからラク」とか「査定が上がるかも」「褒められそう」「できる人と思われて居心地よさそう」というような考えが頭の片隅にありませんか? これは損得勘定で考えている状態です。人間は無意識のうちに「損したくない」と考えてしまうので、ある意味自然なことですが、これをとにかく優先させてしまうと、合理的ではあるけれど、こころがついていかない状態が出来上がります。

(シニアやミドル世代の転職では「できる」を先に選ぶ場合もときにあります)

 

やりたいこととできることが一致しない場合

転職活動では、やりたいこと=できること、である確率よりも、両者が一致しない確率のほうが、圧倒的に高いです。特に20~30代の若手の転職の場合。今やっている仕事は嫌いではないけれど、もっと違う仕事、〇〇のほうが自分に合っている気がする、今のうちにほかの仕事も経験したい、ということはままあります。
そしてそんなときは、「やりたいこと(WILL)」と「できること(CAN)」の重なる部分を見つけましょう、とよく言われるのですが、その重なるところがなかなかねーこれ、という仕事がないことが多いんですよ。

だから、まずは「やりたいこと」を大切にする!

↑こんなイメージ(重なってなくても気にしない!)

その中で「できる」ことがあればなおよし!くらいの気持ちで。

本当にやりたいと思えることを見つけること、やりたいと思える方向に進んでいると実感できること、それが自分の人生を生きる第一歩です!