こんにちは、キャリアコンサルタント津田典果です。

会社や団体に勤務の方は、3月は年度末でお忙しい方も多いと思います。

・・・

なんで忙しいか?

それは、1年間やってきたことを総括したり、次年度にどう深めて広げるか、などを考えたり整理したりするからですよね。

いつもやっていること、何年も継続していることでも、
定期的にやっていることを精査する、見直す、ということは必要です。
そうしないと、新しいことだけがどんどん増えてしまう状態になってしまいます。

 

会社や仕事はそう、じゃああなた、は?

…ということで、今日は人の年度末の総括について。

 

キャリアの棚卸しをする

「キャリアの棚卸し」って聞いたことありますか?
ご自身のこれまでの仕事内容や成果、経験や実績、スキルなどを詳細に振り返るのです。

ポイントは客観的に、かつ可視化する、ということ。

そして、一番大切なことは、出てきた事象にその時の【感情】を合わせて振り返ること、です。ただ事実を振り返るだけだと職務経歴書のこと?と思うかもしれませんが、感情を思い返す、というところが、大きく違う点です。

なぜ【感情】か?

やってきた事実、事象はもちろん必要なのですが、それをどういう気持ちで取り組んだのか、ということがキャリアという長い線上ではとても重要です。
スキルは高いけど仕方なくやっていたことなのか、とにかく楽しくて大好きな仕事だったのか、内容はまあまあだったけど、そのチームがすごく居心地のいい場所だった、とか。

キャリアは点ではなく、線でつながっています。
さらに、その線をしっかりと太くするのがプラスの感情。だから仕事と結びついている感情が非常に大切なんです。

 

具体的にどうするの?

自分でノートに書き出す、というのがオーソドックスなやり方。最近から過去に戻っていく順番で振り返るのが一般的です。

どこまでさかのぼるのかは、この棚卸しの目的によります。
毎年やっていて「この1年」を振り返る人もいれば、
仕事で得たスキルを確認したくて、社会人になってからの5年間を振り返る場合、
これからのキャリアビジョンを考えたくて、生い立ちから自分の人生を振り返る場合、
など、様々です。

そして、具体的にやり方の一例をあげると、
ノートの左側に、時期や期間、具体的にやった業務や培ったスキルを細かく記載し、
それに対応するように、右側にその時どう思っていたのか、何を考えてやっていたのかということと、
今振り返って、どう思うのか、という【感情】を記載していく、という感じ。

また、感情の部分は、客観的に振り返ることは一人では難しいので、
インタビュワーにインタビューしてもらって答える、と気持ちにフォーカスしやすくなり、
自分が思っている以上にいろいろな感情が湧きおこります。

さらに、一度書いて終わりではなく、数日寝かせてから改めてノートを見て追記する、というのも良い方法です。
ふと思い出すことや、日によって内省のポイントがずれることもあります。

 

やるとどんないいことがあるの?

今の自分の立ち位置が明確になります。ということは、今の自分を理解することができるので、自信が持てます。
今の自分がわかる、というのは実はすごくメリットのあることで、今の自分がはっきりとわかることで、将来への不安が激減します。

将来への不安、って多くの人が口にしますが、それは今自分が何ができるかがわかっていないから、というのが一番の理由です。なぜかというと、将来への不安を言っている人は、「今の自分は何もできない人、大したことない人」と思っているから。自分は大したことない→将来もきっと大したことない→不安 という思考ですね。

だから、今の自分の強み、弱点、経験、スキル、そして市場価値をきちんと理解することは、
将来への戦略を立てやすくするための最強ツールとなるのです。

 

キャリアの棚卸しをしたほうがいい人は?

・これまで仕事をしていて、これからもする予定の人
転職を考えている人
・今の仕事にに不満や不安がある人
・育休中、時短中でここ数年の間で働き方の変化が大きい(と予想される)人
・ブランク明けでこれから仕事をしたいと思っている人
・将来に漠然とした不安がある人

上記のどれかに当てはまる人は、キャリアの棚卸しをぜひやってみてくださいね。

 

まとめ

人間の体を年に一度人間ドックで検査するように、スポーツをしたりサプリの飲んで体のメンテナンスをするように、
健康に長く維持するためには、キャリア、生き方も定期健診やメンテナンスが必要です。

ぜひあなたのキャリアの定期健診として、キャリアの棚卸しをしてみてくださいね。

 

**************************

キャリアの棚卸しは、キャリアカウンセリングの中でサポートしています。
ご興味のある方はこちらから、体験カウンセリングにお申込ください。