こんにちは、キャリアコンサルタント津田典果です。

やりたいことがわからない、このままでいいのかと迷ってる方々に、
3方向×3次元自己分析を用いて、「これだ!」というキャリアを手に入れるサポートをしています。

 

スライムって知ってます?よね?
ドラクエのキャラクターではなくてこれ↓

 

ねばーとろーっとして触っていると気持ちいい、小学校の理科の時間に作った人もいるかと思いますが、アレです。

スライムって形がないですよね? 粘土よりもさらに柔らかくて、置かれた場所の形になる。

型にカチカチにはまった方をみていて、もっとスライムのように自由な形でのびーやかに生きようよ、と思ったので、今日はそんな型、枠から飛び出す!という話です。

 

なぜ生き苦しさを感じるのか

息苦しさと書かずに、あえて生き苦しさと書きました。仕事にもやもやを抱えている方の多くは、息苦しさや生き苦しさを感じて日々を過ごしています。人によっていろいろな理由を言いますが、一見バラバラに聞こえるその理由も、実は共通していることがあります。

それが、「枠にとらわれている」ということ。

これは、「こうあるべき」「こうしたほうがいい(に決まっている)」と固定観念にがんじがらめに縛られている状態ということです。自分の発想ではなく、外からの見え方を気にする、よく見えたいからこうすべき、という外側からの発想でものごとを考えている状態です。

こんなこと、思い当たりませんか?

・会社で先輩より早く準備に取り掛からなくてはいけない、と早く出勤する
・イクメンとは言わないけど、いまどき育児は手伝わないとなんか言われそう
・子供のごはんは手作りのほうがいいに決まっている
・社会人たるもの、ビジネス書くらい読まなきゃ

これはすべて、自分を社会の慣習や自分自身の固定概念という「枠」にはめて考えている状態です。

 

自ら枠を求めてしまうこともある

こんな経験はありませんか?

・新しいプロジェクトを任されたにも関わらず、これまでにやった新規プロジェクトのやり方をまずやろうとする
・新年度になったのに、前年度のファイルのコピーから着手した
・転職や就活で、応募企業の求める人材像を見て、それにちょうど合うような自己PRを作成した
・何か考えるとき、検索してからでないと考えられない

これらは、自分から「枠ちょうだ~い」と求めていっている行為です。真っ白なキャンバスでは考えにくい、または考えられないから、ある程度の枠組みの中で考えたほうがラク、うまくいくという発想です。

ここでも、まず自分ありき、ではなく、社会の枠に自分をはめ込もうとしています。

 

生き苦しさの元凶、枠をはずすには?

いつも「枠」の中で考える習慣がある人は、枠を取り払って自由に考えよ、と言ってもなかなかできません。そもそもこれがいい、と信じている概念が違うのですから。

その凝り固まった固定概念をなくすには、、、実は簡単な方法があります。

それは・・・

 

その固定概念の逆のことをやってみる

 

これだけです。

例えば、「どんなに疲れて帰ってきても、子どものごはんは手づくりでないと」という考えに縛られているとして、この逆のこと、つまり「疲れたときは、子どものごはんは出来合いのものを買ってくる」という行動をとるのです。

実はこれ、私が昔縛られていた固定概念です。私もこの固定概念に縛られ苦しんでいましたが、やらなくてもいいんだ、と思ってできない日はできない!と無理をしなくなったら、とてもラクになりました。

そして一番恐れていた、周りの反応はどうだったかというと、子どもたちは「わ~今日はいつもと違うご飯だ~!」「待たずにすぐ食べられていい」と喜び、ダンナも「あ~忙しかったんだね」と受け入れてくれて、私としては「あれれ?」の反応。
結局、自分の理想とする母・妻像に自分がなりたかっただけ、ということがわかりました。

つまり、
真逆のことをやっても、誰も何も言わない

ということを体感してみるといいのです。本当に拍子抜けしてしまうくらいの反応ですから。

 

それでも固定概念を貫きたいときは

モノにより、どうしてもその考え方がはずせない、というものも人によってはあります。また組織の中で、急には変えられないというようなとき。そんなときはどうするか?

発想の転換、です。

すべてを「自分事」としてとらえるのです。

例えば、最初の例「会社で先輩より早く準備に取り掛からなくてはいけない」は、何となくそういう風潮だから、とか、無言のプレッシャーで、というのはまさに枠にとらわれていて気が重たいですが、それがどうしても変えられないとしたら、どうせ早く言って準備をするのであれば、その目的を変えてしまうのです。

×そういう風潮だから
〇早く行って準備をすることで、仕事がスムーズに運び良い結果を出すため
〇先輩と信頼関係を築いて、早く難しい仕事を教えてもらう
〇一見簡単そうな準備でも、学べることはたくさんある

こんな風に、やらなければならない仕事も、自分なりの目的や目標を決めることで、違った仕事に見えてきます。心理学的には「リフレーム」という考え方で、社会の枠、他人の枠から「自分の枠」に掛け替える感じです。
もちろん、自分の枠というのは、自分で自由自在に可変可能な枠です。

 

まとめ

私は、「べきべきさん」(~すべきの思考で固まっている人)や「ねばねばちゃん」(~しなければ発想の人)の生き苦しさをどうにかラクにしてあげたいと思っています。それは自分自身がそうだったこともありますが、そのような方々の転職や就活支援をしていると、この「べき・ねば」を外さないと、どの会社に行っても楽しく働けないと思うからです。

私のコンサルを受けていただいた方も、ほとんどの方ははじめ「べき・ねば」信者でした^^;が、この記事の内容をコンサルで浸透させていくことで、すっかり変わりました。もちろん、急にすべてが変わるわけではありませんが、それでも、「自分はここでべきの枠にはまっている、ちょっと待て」という認識ができれば、もうそれは外部枠に惑わされず、自分の枠で生きているということになりますから。

自分の枠で生きると、スライムのように伸びやかに、柔軟に毎日を送ることができますよ。

 

【未来へつながる今日の質問】

あなたがとらわれている「べき・ねば」が外れたら、どんな気持ちになりますか?