こんにちは、「経験×環境×個性」から本気の仕事と生き方をみつけるキャリアコンサルタント 津田典果です。

今日は相談での出来事をひとつ。

立て続けに2人の相談者の方から、「自己PRは企業の求める人材像に合わせて変えた方がいいですか?」と聞かれました。

みなさんはどう思いますか?

 

 

求める人材像とは

求める人材像とは、企業が採用の際に「こういう人に来てほしい」「こういう人がわが社で活躍できる人だ」という人物像、特徴などを定義したものです。現在活躍している社員の特性(コンピテンシー)を捉えていたり、未来の社員はこうあってほしい、という希望を含めて定義されたり、企業によって含まれる意味や内容は異なります。採用ホームページなどに記載されていて、応募者はそれを見て、自分がふさわしいのかどうか、その会社にうまく溶け込めるのかどうかを確認します。
ちょっと社会情勢によって『流行り』のようなものがあって、最近は「挑戦(チャレンジ)」「探求」という言葉を多く見かける気がします。

応募者が必ず見ているこのページ、見ている応募者が不安になるのが、「これに合致していないと採用されないのではないか」ということ。
だから、求める人材像に自分を合わせたほうがいいかと考えてしまうのです。

自己PRは求める人材像に合わせるべきか?

当然無理をして、うそをついてまで合わせる人はいないと思います。ただ、人のいいところ、PRポイントは1つではないし、例えば5番目くらいのPRポイントと求める人材像が合致した場合、1番ではないけどまあ合う部分でもあるからそっちをアピールしておこう、と考えることが、果たしていいのかどうか、というところです。

もちろん5番目にPRしたい強みだから、アピールして悪いことはないのですが、それって一番主張したいことではないですよね?
「私の強みはココ!」を差し置いて、「まあこっちもいいよ、気に入るでしょ」という思いで伝えて、果たして相手に響くのか、ですよ。

当然主張としては弱くなりますよね。何よりも【相手に自分を合わせている】ところが引っ掛かる。それが自己PRだなんておかしくないですか?

私はこれを考えたときに、付き合う人が変わるたびに、性格や服装が変わる「カレ好みの女になろうとするカメレオン女」を思い浮かべてしまいました(笑) ほんと似ていると思いませんか?

自己PRとは何か

自己PRは、一番の自分の「ウリ」を伝える場。一番自分が自信を持って自分の良さを伝えられるものであることが大切です。企業に自分を合わせる必要なんてないのです。そんなことは気にせず、素直に自分の良さを伝えてみて!
だっていちいち企業に合わせてPRする内容を変えていたら、私だったら自分が何者なのかわからなくなってしまいます。

自分を素直に語って、素直にPRして「キミいいね」と言われる企業に入ったら、とても幸せだと思いませんか?

まとめ

実はこの質問、よくある質問なんです。
きちんと企業研究している人ほど、自分とのちょっとしたズレが気になってしまう。。。でも、ズレなんてあって当然、求める人材像のタイプの人間しか存在しない会社なんてあり得ない。いろいろな人がいて企業が成り立っているのです。
ぜひ、自分自身を見つめて、一番のウリを自分の言葉で素直に伝えてくださいね、わかっていただけると信じて。